バランスをくずしてしまった.右足が上がり,スキー板が雪に刺さった.
その瞬間,変な方向へ足が向く・・・「やばい」
転倒!
右足が異常に痛い.
動けない・・・じっと.ただ,じっとしていた.
なんとか動いて,ポケットから携帯を取り出し父ちゃんに電話.「こけた.やばい」
かあちゃんが動けない間,がっくんは大活躍.
とれて下の方まですべっていった母ちゃんのスキー板を取ってきて,もう一本の板と
一緒にゲレンデの端までもっていってくれた.
しかも,何も聞かず.無言で.
声が出ないほど痛い時って,答えられないから声をかけてほしくないのよね〜.
特に家族には.
がっくんはえらい!
そんな母ちゃんの気持ちを,しっかり考えてくれたんだ!ほんと,ありがとう.
動けないで座ってると,スキーヤーが「だいじょうぶですか?」と声をかけてくれる
うれしいやら,はずかしいやら・・・「主人に電話したので大丈夫です」
声をかけてくださったみなさん.ありがとうございます.
そのうち,レスキューのお兄さんがきてくれた.父ちゃんも到着.
スキー靴を脱いだら,足首から先が右に向いている・・・・変・・・・・・・・
添木をしてもらって,レスキューのソリに乗りセンターハウスの救護室に.
初めて乗ったそり.よくゲレンデで見てたけど,まさか自分が乗るとは・・・
その後,車で病院に行って処置.
ここから始まる.
一緒に滑ってた,がっくん.
この日,もっと滑りたかった,ななちゃん.
スキーをしに大阪から来てた,両親と妹・甥っ子.
父ちゃん.
こんなへまをしてしまって,本当にごめんなさい.
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